金継ぎというと誤解されがちな「うるし繕い」
金継ぎの請け負い仕事を始めて10年以上経ちますが、以前に比べて広く認知されるようになったと感じます。やってみたいと反応をいただいたり、割れた部分が美しく再生されているということに、海外からも注目が集まっています。
金継ぎというとやはり金を施したものというイメージが浮かびますよね
ですがこのところの金属の高騰で、蒔絵用の金粉が15年前と比べて約4倍。。
小さな欠けでも、うつわの値段の何倍にもなるほど、金や銀はほんとうに高価になりました。
ご依頼で金を使った仕上げの見積もりを提案するときは、なんとも申し訳ない気持ちになりますし、作業費を下げて調整したりするときもあります。ですので金仕上げ以外の提案もします。
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