新しい年 1月 それぞれの教室

2026年01月29日

雪景色もみられた三が日が過ぎて日常に戻る頃、それぞれの教室がスタートを切りました。


自由が丘教室(1/11)毎週第2日曜日 午前10:30〜12:30 午後13:30〜15:30 

諸事情により、1階のギャラリースペースでの開催となりました。

テーブルが分かれているので、自ずと個々の作業に集中されていましたが、後半はお互いの器修理について質問も飛び交い、みなさん輪になってお話が盛り上がりました。

自由が丘教室は漆道具の貸し出しをしていますが、自宅で進められるようにとMy道具をお持ちの方が半分ほどおられます。コースの設定を設けていませんので、初心者の方も継続の方も一緒に作業を進めています。



マダレーナカフェ教室( 1/12)毎月第一月曜日 午前10:00〜12:00 午後13:30〜15:30

年始のため第2週目に繰り越した結果、成人の日と重なり、ご家族の予定との調整が難しかった方もいらしたかもしれません。移動中ちらほらと見かけた晴れ姿の新成人を眩しく眺めていましたが、教室には早朝(2時起き!)から着付けのお手伝いをされた後に参加された方も。皆様おめでとうございました。

午前のクラスはビギナークラスの最終日で、メインイベントの蒔き工程でした。

表面をできるだけ整えて、蒔いた金属粉が均一に乗るように仕上げの漆塗りを進めます。線ができるだけ細くなるように、また筒の奥など筆が届きにくいところは集中力を高めていくのですが、みなさん段々と呼吸が浅くなっていくので、見ているこちらも肩に力が入ります。


午後のアドバンスクラスのみなさんは継続して受講されている方が殆どなので、各々のペースで進めておられます。お友達からの預かりを持って来られた方は釉薬のない白い大きな花器と、難易度がかなり高いものだったのでしばし作戦会議。また漆器の修繕に取り組まれる方も。どの修理もできることを組み合わせながら進めていきます。

カフェでも人気のワッフルです 自家製ゆずジャムと紅茶でホッと一息


アトリエニノン教室 1/28 毎月第4水曜日 13:30~15:30

原宿・神宮前にあるアトリエニノン教室は大勢の人が行き交う通りから少し入った場所にあるので、とても静かな環境です。

みなさんをお迎え前の様子

直されている器もヘレンドやロイヤルコペンハーゲンなど洋食器が多い方、ご実家で昔からある古い器を直されている方、コレクションで集めたもの、漆器とバリエーションに富んでいます。

お話を伺っていると、その方の大切にされているものや考え方が垣間見れ、修理の方向を調整することもあります。ひとつひとつ割れ方や素材が異なるのでそこに合わせるのはもちろん、無理なく作業が進められるように加減を調整するのも大切だと考えています。

(現在、満席となっていますのでご希望の方はご相談ください。)

集中後の和の甘さが沁みます


自宅教室 (それぞれの予約に応じておりますので入会ご希望の方はぜひお問い合わせください)

1月半ば頃から咲き始めた椿を玄関に置きました。金継ぎの時間を楽しんでいただけるよう室内を整えておりますが、おかげさまで皆さんに楽しんでいただいているようです。

経験年数の長い方も多くなり、難しい修繕に取り組む方も増えています。

特にこのところの金属の急激な高騰で、失敗ややり直しが難しくなっていますので、外部教室では環境を整えることが難しいことを積極的に取り入れています。

こちらは10か月近くかけて、チェコのアンティークグラスを欠損部分を造作したものですが、もともと捨てられる寸前だったとのこと。ようやく金箔を貼る段階まで進みました。


教室の方針として、決まった手順をお伝えするというより、それぞれの生活のリズムや加減に合わせて無理なく続けられる金継ぎでありたいと思っています。

この一年もどうぞよろしくお願いいたします。


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